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クレジットカード

銀行系クレジットカード7選!メリットやデメリットからよくある質問までを解説

銀行系クレジットカード

「銀行系カードを作るには審査のハードルが高い?」
「銀行系を持つメリットとデメリットは?」
「銀行系カードにはどのようなものがあるの?」
「銀行系カードは学生でも持つことができるの?」

現在クレジットカードは、国内だけでも1,000種類以上あると言われています。

「銀行系」「流通系」「交通系」などのタイプに分けられ、サービスや特典もさまざまです。

その中でも、銀行系クレジットカードは発行元の信用度が高いため、ステータスが高いと言われています。

ATM手数料が無料になるメリットもあるため、安心しながらお得に使えるクレジットカードが欲しい方にはおすすめです。

これから、銀行系クレジットカードを持つメリットとデメリットを紹介します。

厳選したおすすめの銀行系カードについても紹介しますので、カード選びの参考にしてください。

当サイトで紹介するおすすめのクレジットカードは、以下の7つです。

  • 三井住友カード(NL)
  • MUFGカードスマート
  • VIASOカード
  • JP BANK カード
  • りそなセゾンスタンダード
  • ミライノカード
  • みずほマイレージクラブカード

おすすめの銀行系クレジットカード

三井住友カード(NL)

国際ブランド Visa
Mastercard
年会費 初年度 無料
2年目〜 1,375円
※条件付き無料
還元率 常時 0.5%
最大 2.5%

三井住友カード(NL)は、旅行やエンターテインメントのサービスが豊富です。

発行元が大手銀行である安心感や、万全なセキュリティーにも人気があります。

年会費は実質永年無料

インターネットから入会をした人限定で、初年度年会費が無料になりますが、2年目からは、1,375円がかかります。

しかし、以下のような年会費割引特典を利用すれば、年会費を永年無料にすることが可能です。

  • WEB明細の利用で500円引き
  • マイ・ペイすリボの申し込み+利用で無料
  • 前年度のカード利用金額が100万円以上300万円未満で半額、300万円以上で無料

家族カードの年会費は1人目のみ初年度無料です。

しかし、家族カードで1年間に3回以上買い物をすると、翌年の年会費は無料です。

ETCカードの年会費は初年度無料ですが、1年間で1度も利用がなければ、翌年から550円の年会費が発生します。

充実のポイントアップサービス

通常は、利用金額200円ごとに1ポイントのVポイントが貯まります。

Vポイントは1ポイント=1円相当なので、三井住友カード(NL)の通常ポイント還元率は0.5%です。

しかし、さまざまな場面でポイント還元率がアップするサービスがあります。

例えば、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンとマクドナルドで利用すると、Vポイントが通常の5倍貯まり、還元率は2.5%です。

他にも、利用実績に応じてポイントが付与されるサービスがあります。

貯まったポイントは、カードの支払金額充当やiDバリュー、景品、オンラインギフトへの交換、マイルや他社ポイントへの移行など、さまざま使いみちがあります。

トラベル・グルメ&ショッピング・チケット&エンターテインメントのサービス

一般カードであるにも関わらず、トラベル、グルメ、ショッピング、エンターテインメントの分野で幅広いサービスを受けることができます。

日常使いだけではなく、休日にも使えるカードであると言えるでしょう。

ジャンル別のサービスは、下記を参考ください。

ジャンル サービス
トラベル
  • Relux:三井住友カード(NL)会員限定の優待割引
  • Hotels.com:国内外ホテル・旅館の予約
  • VJトラベルデスク:最大5%引きのパッケージツアー
グルメ&ショッピング
  • TableCheck Pat:当日のカード提示不要、「サインレス」でスマートなお会計
  • 催事・イベント情報:三井住友カード(NL)会員限定のお得な催事情報や各地で行われるイベント情報などを掲載
チケット&エンターテインメント
  • 公演チケット:演劇やコンサートなどのチケット案内、会員だけの先行販売や優待割引公演もあり
  • Vpassチケット:カード会員だけのインターネットチケット購入サービス

積極的にサービスを利用し、お得にカードを利用しましょう。

MUFGカードスマート

国際ブランド Visa
Mastercard
JCB
AmericanExpress
年会費 初年度 無料
2年目〜 1,100円
※条件付きで無料
還元率 常時 0.4%

三菱UFJ銀行の子会社である三菱UFJニコスカードは、国内最大級のクレジットカード会社であり、実績と信頼はトップクラスです。

現在、三菱UFJニコスカードが発行するクレジットカードの種類は100以上あるとされています。

その中でも、今回は選りすぐりの1枚である、MUFGカードスマートを紹介します。

特に、三菱UFJ銀行ユーザーにおすすめです。

年会費は実質永年無料

初年度の年会費は無料ですが、2年目からは、1,100円がかかります。

しかし、以下のいずれかに当てはまる場合、年会費を実質永年無料にすることができます。

  • 23歳以下
  • 年間利用額が10万円以上
  • 楽Payの利用・登録

ポイントのキャッシュバックサービス

通常、毎月の利用金額1,000円に対して4ポイントが貯まります。

MUFGカードスマートポイントプログラムという制度で、貯まったポイントが自動でキャッシュバックされる点が、大きなメリットです。

貯まったポイントは、1ポイントが1円として年に1回支払口座に振り込まれます。

ポイント交換が不要で、現金でキャッシュバックされるため、使いみちに困ることもありません。

他社ではあまり見られない、珍しいサービスです。

また、下記のポイント優遇サービスも充実しています。

  • 入会後、3カ月間はポイント2倍
  • 特定の加盟店を利用するとポイント2倍
  • 海外利用でポイント2倍(American Express限定
  • ポイント名人.comでポイント最大25倍

特定の加盟店は、au、docomo、SoftBank、Y!mobileなどがあります。

携帯は毎月かかる固定費のため、お得にポイントを貯めることができます。

また、ポイント名人.comを経由してネットショッピングをすれば、通常のポイントに加えて最大で25倍のポイントが付与されます。

キャンペーン期間中はさらにポイントアップされていることもあるので、チェックしてください。

ATM手数料が0円

口座から引き出す際にかかる手数料は、もったいないと感じる方も多いでしょう。

以下の3つの条件を満たせば、三菱UFJ銀行のATM手数料を何回でも0円にすることが可能です。

  • スーパー普通預金の利用
  • 三菱UFJダイレクトの初回登録の完了
  • クレジットカードの引き落とし

さらに、提携先コンビニのATM手数料も月2回無料になります。

三菱UFJ銀行ユーザーにとっては、お得なサービスです。

付帯サービス

家族カードの年会費は、1枚につき440円です。

また、ETCカードの年会費は無料ですが、発行手数料に1,100円かかります。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は以下の通りです。

補償内容 補償金額
障害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 100万円
疫病治療費用 100万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 1回の旅行につき20万円
救援者費用 100万円

次に、国内旅行傷害保険です。

国内旅行傷害保険

補償内容 補償金額
傷害死亡保険金 最高2,000万円
入院保険金 日額3,000円
手術保険金 3,000円(10~40倍)
通院保険金 日額2,000円

海外、国内旅行傷害保険のどちらも利用付帯となっているため、旅行の際の支払いにカードを利用することで、補償が受けられます。

VIASOカード

国際ブランド Mastercard
年会費 初年度 無料
2年目〜 無料
還元率 常時 0.5%

MUFGカードスマートと同じく、三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードです。

年会費が永年無料

年会費が無料である点は、大きなメリットです。

クレジットカードを節約として使いたい方には、年会費がかからないカードがおすすめです。

ポイントのキャッシュバックサービス

MUFGカードスマートポイントプログラムという制度で、貯まったポイントが自動でキャッシュバックされます。

貯まったポイントは、1ポイントが1円として年に1回支払口座に振り込まれます。

キャッシュバックの手続きも自動で行われるため、ポイントを失効してしまう心配もありません。

ポイント還元率

通常、毎月の利用金額1,000円に対して5ポイントが貯まります。

しかし、ETCや携帯電話、インターネットのプロバイダーなどの特定の加盟店を利用すれば、ポイントが2倍になります。

  • ETCが使える全国の高速道路、有料道路
  • 携帯電話、PHSの月額料金
  • OCN、BIGLOBE、Yahoo!BBなどのインターネットプロバイダー

また、VIASO eショップを経由してネットショッピングすると、通常ポイントに加えて、最大で20倍のポイントが付与されます。

キャンペーン期間中はさらにポイントアップされていることもあるので、チェックしましょう。

海外旅行傷害保険

国内旅行傷害保険はありませんが、海外旅行傷害保険が付帯されています。

補償内容 補償金額
障害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 100万円
疫病治療費用 100万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 1回の旅行につき20万円
救援者費用 100万円

これらは利用付帯となっており、旅行の際の支払いにカードを利用することで、補償が受けられます。

JP BANK カード

国際ブランド Visa
Mastercard
JCB
年会費 初年度 無料
2年目〜 1,375円
※条件付きで無料
還元率 常時 0.1%
最大 2.0%

JP BANKカードは、ゆうちょ銀行の口座がある方は持つことができます。

キャッシュカードとクレジット機能が一体型となるため、日常使いに便利です。

ポイント還元率は最大で20倍

カードを使って買い物をすれば、1,000円ごとに1ポイント貯まります。

ネットショッピングを利用するときは、ポイントUPモールかOki Dokiランドの経由がおすすめです。

上記のモールを経由して、いつもどおりネットショッピングをするだけで、ポイントが2倍~最大20倍貯まります。

貯まったポイントは、商品やマイル、提携先へのポイント交換やカード利用金額の支払いなどに使えます。

年会費は条件付きで永年無料

初年度の年会費は無料ですが、2年目以降は1,375円かかります。

しかし、下記の条件を満たせば、無料にすることが可能です。

  • 対象の公共料金をJP BANKカードで払う
  • ゆうちょ銀行で給与預入を利用する
  • ゆうちょ銀行で年金自動受取を利用する
  • 直近1年間の利用金額の累計が30万円以上

公共料金の支払いは、JP BANKカードで支払ったものが対象であり、口座振替は対象ではない点に注意しましょう。

また、給与受取は、年会費が請求される3ヶ月前を起算月として、過去2ヶ月の間に最低1回は受け取っている場合になります。

本会員が年会費無料になると、家族会員の年会費も無料です。

国際ブランド

国際ブランドは3種類から幅広く選ぶことができます。

それぞれの国際ブランドで、ゆうちょ銀行のキャッシュカード機能をつけることができます。

VisaとMastercardにおいては、キャッシュカード機能なしにすることも可能です。

付帯サービス

家族カードは、初年度無料ですが、2年目以降は440円かかります。

しかし、JP BANKカードの利用金額に応じて無料や割引されます。

ETCカードは、発行手数料も年会費も無料で持つことができます。

通常クレジットカードに付帯されていることの多い旅行保険ですが、JP BANKカードにはありません。

ただし、国際ブランドにJCBを選び、MyJチェックに登録すると、海外、国内旅行傷害保険が付帯されます。

会員サービス

カードを全国の提携施設や店舗で見せるだけでお得な優待サービスを受けることができます。

カラオケ、温泉、遊園地、動物園、水族館など、さまざまな施設や店舗で利用できるので、おでかけの際はカードを持ち歩きましょう。

りそなセゾンスタンダード

国際ブランド Visa
Mastercard
JCB
年会費 初年度 無料
2年目〜 無料
還元率 常時 0.1%
最大 入会後3ヶ月間0.3%

りそなカードの公式サイトには、20種類以上のクレジットカードが取り扱われています。

数が非常に多いため、どれを選べばいいのか分からず困る方も多いでしょう。

しかし、今回はその中から、特におすすめのカードであるりそなカードセゾンスタンダードについて紹介します。

年会費は永年無料

数あるりそなカードの中で、年会費が永年無料であるのは、このカードのみです。

さらに、家族カード、ETCカードも永年無料で持つことができます。

家族カードが有料であるクレジットカードは多いので、お得であると言えます。

はじめてカードを作る時、気になるのは所有コストです。

せっかく作っても使わなければ、年会費が無駄な出費になります。

しかし、りそなカードセゾンスタンダードは一切所有コストがかからないので、安心して持つことができます。

ポイント還元率

通常のショッピングでは、1,000円につき1ポイント付与され、獲得月から36ヶ月間有効です。

貯まったポイントは、1000ポイントから「りそなポイント36」で好きな商品と交換することができます。

家電、グルメなど、多彩で魅力あるアイテムが多数あるため、使いみちに困ることはないでしょう。

また、商品以外にもJTB旅行券、SEIYUショッピングカード、ジョーシンポイントなどの他社ポイントにも交換することができます。

交換レートは会社によって異なるため、できるだけレートの良い他社ポイントと交換することをおすすめします。

充実の特典

年会費が無料であると、特典も少ないと考える方もいるでしょう。

しかし、セゾンの特典とりそなカードの特典を二重で受けることができる、お得なカードです。

毎月第1、第3土曜日には西友、リヴィン、サニーで買い物をすると、5%割引を受けることができます。

また、オーダーメイドの保険を組むことができるなど、クレジットカードの枠を超えた特典が満載です。

オプションサービス

Super Value Plusを使えば、盗難や事故などのさまざまな保険を必要な分だけかけることができます。

買い物保険だけではなく、ペット保険やゴルフ保険など、通常の保険ではカバーできない幅広い内容が魅力です。

組み合わせは自由で、月額330円から加入できるので、利用することをおすすめします。

また、年間825円でロードサービスに加入できるアフターフォロー付きカーレスキュー365などもあります。

その他にも、年会費1,045円でホテルや映画館、レジャー施設が優待価格で利用できる特割旅ナビというサービスがあります。

全国5,000以上の宿泊施設が特別価格で利用できます。

映画館のチケットも500円引きになり、利用先がたくさんあるので、ほとんどの施設で1年で2回以上使えばもとを取ることができます

ミライノカード

国際ブランド JCB
年会費 初年度 無料
2年目〜 990円
※条件付きで無料
還元率 常時 1.0%

ミライノカードは、住信SIBネット銀行とJCBが提携してできたクレジットカードです。

2017年に入会受付がはじまった、比較的新しいカードと言えます。

年会費は実質永年無料

初年度は年会費無料ですが、2年目以降は990円がかかります。

しかし、1年間の間に10万円以上の利用があれば、翌年の年会費は無料です。

年間で10万円となると、毎月10,000円程度の利用があれば簡単に超えることができます。

携帯代や水道代、光熱費など、固定費の支払いに利用すれば、ハードルは高くないでしょう。

ポイントの還元率

通常、毎月の利用金額1,000円に対し、5ポイントが貯まります。

しかし、住信SBIネット口座を開設後、スマプロポイントに交換すると、ポイントの還元率は1.0%になります。

スマプロポイントとは、住信SBIネット銀行のポイントプログラムです。

500ポイントから1ポイント1円として現金に交換できます。

他にも、スマプロポイントには以下のポイントを貯めることができます。

  • 給与・年金の受取で30ポイント
  • 口座振替の引き落としで5ポイント
  • 毎月10,000円以上の外貨積み立てで10ポイント
  • 毎月5,000円以上の純金積み立てで10ポイント

また、カードの利用状況に応じてスマプロランクがアップし、ATM手数料が最大で月15回無料になり、ボーナスポイントがもらえる特典があります。

お得なサービスがたくさんあるので、ミライノカードを使うなら、スマプロポイントを利用しない手はないでしょう。

付帯サービス

家族カードがない点は、デメリットだと言えます。

もし、家族でカードを持ちたい場合、申し込む必要があります。

ポイント合算もなく、年会費もそれぞれに発生するため、あまりお得とは言えません。

その他の特典として、ミライノカードはJCBと提携しているため、JCBブランドの各種特典を利用することができます。

  • JCB PLAZA
  • JCBプラザコールセンター
  • JCB GLOBAL Wi-Fi
  • JCB空港優待ガイド
  • JCB沖縄優待ガイド
  • JCB紛失・盗難海外サポート
  • たびらば
  • 海外レンタカーサービス
  • 空港宅配優待サービス
  • 空港免税店割引サービス

また、海外、国内どちらも旅行傷害保険が付帯されています。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は以下の通りです。

補償内容 補償金額
障害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 200万円
賠償責任 1,000万円
救援者費用 100万円

次に、国内旅行傷害保険です。

国内旅行傷害保険

補償内容 補償金額
傷害死亡保険金 最高2,000万円
入院保険金 日額3,000円
通院保険金 日額2,000円

海外、国内旅行保険のどちらも利用付帯となっているため、旅行の際の支払いにカードを利用することで、補償が受けられます。

もし自動付帯を希望であれば、ミライノカードGOLDやミライノカードPLATINAMにランクアップすることをおすすめします。

みずほマイレージクラブカード

国際ブランド Mastercard
年会費 初年度 無料
2年目〜 無料
還元率 常時 1.0%
最大 1.0%

みずほ銀行のICカードにクレジットカード機能が付いた便利なカードです。

ATM手数料無料や、永久不滅ポイントなどのメリットが盛りだくさんなので紹介します。

年会費・ATM手数料が無料

年会費が永年無料で、みずほ銀行ATMとイオン銀行ATMの時間外手数料が無料です。

また、カードの利用状況に応じて、イーネットATM手数料、時間外手数料も月3回まで無料で使うことができます。

みずほ銀行ユーザーにとっては、大きなメリットです。

永久不滅ポイント

ポイントの利用には、有効期限がありません

永久不滅でポイントが貯まるので、失効の心配なく長期に渡って貯めることができます。

また、セゾンポイントモールを経由してネットショッピングすると、通常ポイントに加えて、最大で30倍のポイントが付与されます。

付帯サービス

家族カードやETCカードは、無料で持つことができます。

無料でクレジットカードを持ちたい方にとっては、嬉しいサービスでしょう。

旅行傷害保険は海外、国内ともに付帯されていません。

旅行保険が付帯されたカードが欲しい方は、他にもう1つカードを持つことをおすすめします。

その他の特典としては、国内外のパッケージツアーが最大で8%割引され、海外のレンタカーをお得に借りることができるtabiデスクがあります。

また、チケットオンラインサービスのイープラスを使えば、コンサートや劇場、スポーツ観戦といったチケットの先行予約や優待割引などのサービスを受けることができます。

銀行系クレジットカードの基本

そもそも銀行系クレジットカードとは、どのようなものを指すのか説明します。

銀行系クレジットカードとは

銀行、銀行のグループ会社が発行しているクレジットカードのことを言います。

3大メガバンクである、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行に加え、ゆうちょ銀行が発行しているものが代表的です。

その他にも、地方銀行ごとに発行されているクレジットカードがあります。

銀行系クレジットカードを選ぶ最大のメリットとしては、その圧倒的な信用性でしょう。

特にメガバンクが発行しているカードは信販系カードと同様、信頼度が高いと評価されます。

また、系列の銀行口座を使用する際に手数料が優遇されるメリットもあります。

ATM手数料が無料になれば、毎月の無駄な出費も不要になります。

自分が使っている銀行のグループで、1つクレジットカードを持っておくと便利です。

他のクレジットカードとの違い

クレジットカードには、他にも「流通系」「交通系」などがあります。

銀行系のクレジットカードの大きな特徴は、発行している銀行でお得に使える点にあります。

流通系、交通系の特徴は以下の通りです。

  • 流通系:コンビニやスーパー、百貨店でお得に使える
  • 交通系:チャージや乗車でポイントが貯まる

一方で、銀行系クレジットカードには以下のような特徴があります。

  • ATM利用手数料の優遇
  • キャッシュカード機能が付帯していることがある
  • 利用額などによって年会費が優遇されることがある

ATMをよく利用する方や、キャッシュカードとクレジットカードの機能を1つにまとめたい方にはおすすめです。

申し込みから利用までの流れ

銀行系クレジットカードは、インターネットまたは店頭で申し込みができます。

基本的に、主婦や学生も申し込み対象に含まれていることが多いです。

申し込みから利用までの流れは以下の通りです。

  1. 申し込み
  2. 審査
  3. 引き落とし口座の設定
  4. 暗証番号の設定

銀行系のクレジットカードであっても、申し込みの流れは通常のクレジットカードと同じです。

ただし、中には発行元となる銀行の口座が必要な場合もあるので、事前に確認しましょう。

銀行系クレジットカードのメリットとデメリット

では、銀行系カードを持つメリットとデメリットを紹介します。

「メリットとデメリットを十分に比較した上で検討したい」という方は、参考にしてください。

メリット

メリットは以下の3つです。

  • ATM利用手数料の優遇
  • キャッシュカード機能の搭載
  • 信用度やステータスが高い

それぞれを解説します。

ATM利用手数料の優遇

最大のメリットとしては、ATMの手数料が無料になる点です。

それぞれの優遇内容や適用条件に差はありますが、発行元の銀行口座の手数料が無料になるのはもちろん、コンビニATMの手数料が無料になるものもあります。

普段クレジットカードや電子マネーを利用している人も、ATMで現金を引き出すことはあるでしょう。

また、仕事の都合上、時間外しか引き出せず、毎回高額な時間外手数料を支払う方もいるはずです。

そのような方にとってATM手数料無料は大きなメリットです。

キャッシュカード機能の搭載

銀行系クレジットカードには、キャッシュカード機能が搭載されているものもあり、用途に応じて選ぶことができます。

クレジットカードとキャッシュカード機能が1つにまとまると、複数のカードを持ち歩かずに済むので便利です。

信用度やステータスが高い

また、銀行系クレジットカードは審査が厳しいと言われています。

その分、信用度やステータスが高いです。

ステータスとしては、一般カードの上位クラスのゴールド、プラチナカードと同ランクであることも多いです。

よって、ステータスカードを持ちたい方にとっては、おすすめのクレジットカードです。

デメリット

デメリットは以下の2つです。

  • 紛失のリスク
  • ポイント還元率があまり高くない

それぞれを解説します。

紛失のリスク

キャッシュカードとクレジットカードが一体型のカードは便利な一方、紛失すると大変です。

通常、カードの紛失時は使用停止されます。

すると、クレジットカードとキャッシュカードが同時に一時的に使えなくなってしまうということになります。

メインバンクのカードであった場合、さらに不便に感じるでしょう。

日頃から無くさないよう、大切に持ち歩く必要があります。

ポイント還元率があまり高くない

また、ポイントの還元率が他のカードに劣ってしまう点もデメリットです。

銀行系カードのポイント還元率は0.5%前後が一般的ですが、信販系、流通系のカードには1.0%のものも多くあります。

さらに、ポイントアップの特典などもほとんどないため、ポイントをたくさん貯めた方にとってはあまりメリットが感じられません。

高い還元率のクレジットカードを希望の方は、流通系や信販系のカードを探しましょう。

しかし、還元率が低いとは言っても、中には独自のポイントアッププログラムがあるカードも多数あります。

また、ATM利用手数料では恩恵を受けることができます。

銀行系クレジットカードにまつわるよくある質問

学生でも作れる銀行系カードはある?

学生でも銀行系クレジットカードは持つことができます。

紹介した中でも、三井住友カード デビュープラスは、非常にポイント還元率が高くお得なクレジットカードです。

年会費が無料である上に、ポイントの還元率は1.0%なので、お得にショッピングできます。

しかし、海外旅行保険は付帯されておらず、海外事務手数料も高いため、海外旅行には不向きです。

日本国内の日常生活で活用する分には十分すぎるスペックと言えます。

株式会社三井住友フィナンシャルグループの傘下である三井住友カード株式会社が発行している定番カードという安心感があります。

即日で作れるカードはある?

メガバンクが発行するクレジットカードは、ほとんどが即日発行を受け付けていません

流通系カードではありますが、イオンカードや楽天銀行カードは、即日で作ることができます

イオンカードの場合、店舗受け取りを選択すれば、当日から利用することもできます。

急いでいる場合は、即日発行できるものを選びましょう。

メガバンクのカードであっても、最短3営業日で発行をうたっているものもあります。

思っていたよりも早く発行された、という方も中にはいます。

まとめ:銀行系クレジットカードは安心のステータス

今回は、おすすめの銀行系クレジットカードからメリット、デメリットまでを解説しました。

銀行系カードは多くの銀行から発行されており、ATM利用手数料の無料などの特典が魅力です。

キャッシュカードの機能も付帯されているカードを選べば、複数のカードを持ち歩く必要がないので便利です。

しかし、どの銀行が発行しているカードを持つか迷う方もいるでしょう。

そんな方は、普段からよく利用している銀行が発行しているカードを選ぶのがおすすめです。

初年度無料や返金保証付きのカードもあるので、気になったカードがあれば申し込みを検討しましょう。

※2021年9月時点での情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください